カマグラゴールドを解説!

カマグラゴールドと飲み合わせが悪い薬と食べ物について

カマグラゴールドの飲み合わせを知るための第一歩!相互作用とは

相互作用とは、薬と薬、または、薬と食品を組み合わせることによって、薬が効きすぎたり効かなくなってしまうことをいいます。
カマグラゴールドにもいくつか相互作用のある薬や食品があります。中には死亡例もある併用してはいけない薬もありますので、カマグラゴールドを使用する前に相性の悪い飲み合わせについてしっかり把握しておきましょう。

カマグラゴールドと絶対に避けるべき飲み合わせ!併用禁忌薬はコレ!

併用禁忌薬とは、悪影響を及ぼすため一緒に飲み合わせてはいけない薬のことです。カマグラゴールドの併用禁忌薬は、先発薬であるバイアグラと同一であることが予想されます。そのため、カマグラゴールドを使用する際には、バイアグラの併用禁忌薬に指定されている薬との飲み合わせは厳禁です。
下記に、バイアグラの使い方と注意点が記載されている添付文書にて、併用禁忌薬に指定されている3種類の薬剤を紹介します。

【硝酸剤およびNO供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等)】
狭心症の方が治療薬として使用する薬です。硝酸剤およびNO供与剤は血管拡張の効果があります。カマグラゴールドにも同じく血管拡張の効果があり、この2つを飲み合わせてしまうと血圧が危険なレベルまで下がってしまいます。
国内外で、カマグラゴールドの先発薬であるバイアグラと、硝酸剤およびNO供与剤を飲み合わせたことによる死亡例が報告されているため、カマグラゴールドとの飲み合わせで最も気を付けるべき併用禁忌薬であるといえます。

【アミオダロン塩酸塩(アンカロン錠)】
不整脈の治療に用いられる薬です。カマグラゴールドと併用した際にQTc延長をおよぼすおそれがあります。QTとは心臓の心室興奮の始まりから興奮が消えるまでの間隔のことです。QTcはQTに補正式を用いた、より正確な値です。QTcが延長することにより、心臓で収縮を繰り返す心筋にばらつきが生じやすくなり、発作を起こす可能性があります。
カマグラゴールドの先発薬であるバイアグラとアミオダロン塩酸塩の飲み合わせにより、QTc延長があらわれたという報告はありませんが、悪影響をおよぼす可能性は否定できないため使用禁忌薬に指定されています。

【sGC刺激剤リオシグアト(アデムパス)】
肺高血圧症に使用する治療薬です。sGC刺激剤リオシグアトも血管を拡張する効果を持っています。カマグラゴールドをはじめとしたED治療薬はcGMPの分解を阻害し血管拡張を行い、sGC刺激剤リオシグアトはcGMPの生産を促進することにより血管拡張をはかります。
互いに血管拡張を促す、カマグラゴールドとsGC刺激剤リオシグアトを飲み合わせてしまうと症候性低血圧を起こすことがあります。

カマグラゴールドと飲み合わせる場合は慎重に!併用注意薬の一覧!

併用注意薬は、併用禁忌薬と異なり使用を禁止されているわけではありませんが相互作用を起こす可能性があります。カマグラゴールドと併用する際には慎重になる必要があります。
下記に述べる5つの併用注意薬も、バイアグラの添付文書に記載されている薬剤です。バイアグラとカマグラゴールドは同一の有効成分を含有しているため、カマグラゴールドを使用する際にも、バイアグラの併用注意薬に気を配る必要があります。

【チトクロームP450 3A4阻害薬(リトナビル、サキナビル、ダルナビル、エリスロマイシン、シメチジン、ケトコナゾール、イトラコナゾール等)】
薬物代謝を行う酵素のチトクロームP450(cytochrome P450)は省略してCYPとも呼ばれます。数多くあるCYPの中でも、CYP3A4が薬物代謝に最も深く関わっています。
このCYP3A4を阻害する効果を持つ薬を使用している際に、カマグラゴールドと飲み合わせてしまうと薬物代謝が遅れ、カマグラゴールドの作用が強く出すぎてしまい、強い副作用を起こすおそれがあります。

【チトクロームP450 3A4誘導薬(ボセンタン、リファンピシン等)】
上記のCYP3A4阻害薬とは逆に、CYP3A4を誘導する薬剤の使用中には薬物代謝が早まります。併用した場合、十分な量の有効成分が体内へ残らず、カマグラゴールドの効き目が満足に得られない可能性があります。

【降圧剤】
降圧剤は血圧を下げる薬のことをいいます。カマグラゴールドの先発薬であるバイアグラとの飲み合わせにおいて、降圧作用の増強が報告されています。

【α遮断剤】
血管の収縮を抑えることにより血圧を下げる薬です。カマグラゴールドの先発薬であるバイアグラとの飲み合わせにおいて、めまいなどの自覚症状をともなう血圧低下の報告があります。

【カルペリチド】
血管拡張作用がある薬ですので、カマグラゴールドと飲み合わせることにより降圧作用が増強するおそれがあります。

カマグラゴールドと飲み合わせが悪い食べ物!代表格はグレープフルーツ!

カマグラゴールドとグレープフルーツの飲み合わせは避けた方がいいでしょう。カマグラゴールドの先発薬であるバイアグラの添付文書内ではグレープフルーツを特に禁止していませんが、有効成分のほとんどをCYP3A4によって代謝することが記されています。

CYP3A4は上記の併用注意薬の項で触れた通り、薬物代謝に関わる酵素です。グレープフルーツに含まれるフラノクマリンという成分はCYP3A4を阻害する働きがあります。

CYP3A4が阻害されてしまうと、本来分解されるべきだった有効成分の分解が行われず、必要以上の成分を吸収することになり、副作用を感じやすくなります。

グレープフルーツの銘柄や、産地、収穫時期などによりフラノクマリンの含有量は変化し、影響を受ける度合いも個人差があるためどれほどの量を摂取するとどれほどの悪影響を及ぼすかというのは一概にいうことができません。

ですが、グレープフルーツの持つCYP3A4阻害作用は4日ほど続く場合があることや、グレープフルーツジュース200ml(コップ1杯)程度でも相互作用を起こす可能性があることがわかっています。カマグラゴールドを服用する予定があり、相互作用が気になるという方は、グレープフルーツは食事のメニューから外した方がいいでしょう。

また、グレープフルーツのCYP3A4阻害効果は、カマグラゴールドをはじめとしたED治療薬だけに影響をおよぼすわけではありません。薬物代謝はCYP3A4を介して行われるものが最も多く、相互作用の大小はあるものの、カルシウム拮抗薬や、高脂血症治療薬、免疫抑制薬など数多くの薬に影響を与えます。

グレープフルーツ以外でもフラノクマリンを含む柑橘類・食品があるため注意が必要です。

フラノクマリンを含む食べ物はグレープフルーツだけではありません。フラノクマリンを含む食品とカマグラゴールドを飲み合わせる際は、グレープフルーツの時と同様に注意が必要です。
下記に相互作用を起こす可能性が高い柑橘類と食品を紹介します。

【相互作用の可能性が高い主な柑橘類】
ダイダイ、夏みかん、キンカン、ライム、ハッサク、ブンタン、絹皮、スウィーティー、バンペイユなど。

【相互作用の可能性が高い柑橘類以外の主な食品】
パセリ、セロリ、三つ葉、イチジク、ザクロなど。

少量であれば相互作用の可能性が低い柑橘類も紹介します。下記の柑橘類は無理に摂取を避ける必要はありません。

【相互作用の可能性が低い主な柑橘類】
みかん、カボス、オレンジ、レモン、柚子、ヒュウガナツなど。

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